金融機関から融資を受ける際、金融機関は社長さんたちに何を求めてきたでしょうか?
言うまでもありませんが、担保と保証人です。
ところが今、この動きが変わりつつあります。なんと、保証協会、担保、個人保証に依存しない融資へと舵が切られ始めているのです。
担保や保証人さえ用意すれば貸してくれた銀行が、これからは変わるということです。
つまり、今までのように担保や保証人を用意しても、借りたいときにお金が借りられない時代が来つつあるのです。
担保や保証に頼らない、今後の中小企業金融においては、経営者自らが自社の経営状況や資金繰りについて金融機関に説明する能力が不可欠となってきます。
そのためには、
などが必要です。
企業会計の活用を通じた財務経営力・資金調達力の向上
これからの中小企業には、会計を活用した、財務経営力と資金調達力の強化が急務と言えるでしょう。
中小企業会計指針・会計要領等を活用した適時・適正記帳(継続性の原則)による信頼性のある基礎財務資料の整備を支援し、中小企業が自社の経営状況を把握し、事業計画の立案ができる環境整備を行う。
【当事務所ができること】 巡回監査・決算監査をベースとした、関与先の適時・正確な記帳に基づく会計業務(巡回監査支援システムの活用)、書面添付、自計化の推進。 |
利害関係者(金融機関、取引先、従業員等)が納得できる数値に裏打ちされた経営戦略・事業計画を作成し、資金調達力の強化、取引先の拡大、社内教育等の具体的なアクションにつなげる。
【当事務所ができること】 継続MASの活用。ただし・・・以下の視点が求められている。※実効性のある事業計画を作成するためには、経営者がその内容を理解することが不可欠。財務等の客観的なデータの分析に加え、数値で表れない知的資産等の洗い出しにより、経営者の考えを整理し、時間をかけて経営者と一緒に計画を作成する。 |
技術、デザイン、IT、マーケティング等の専門分野の支援を外部とのネットワークを構築し支援。(それぞれの強みを活かした顔の見えるネットワークが必要。)
また、事業計画と月次決算を比較した進捗状況を管理し、フォローアップを行う。
【当事務所ができること】 継続MASで作成した予算を自計化システム(FXシリーズ等)に登録し、巡回監査・業績検討会を通じてモニタリング。 |